北島三郎の歌 まつり サブちゃん「平成最後の紅白」に5年ぶり出演!

2018/12/16

北島三郎 応援ブログ!サブちゃん「平成最後の紅白」に出演!特別企画で「まつり」歌唱

 

NHKは4日、演歌歌手の北島三郎さん(82)が、
平成最後となる大晦日の「第69回NHK紅白歌合戦」に出演すると発表した。

 

特別企画として、「まつり」を熱唱する。

 

 

北島さんは、平成25年、史上最多の50回出場を区切りに、
「後輩に道を譲ることで、紅白がもっと良くなれば」と、
それを区切りに紅白出場を「卒業」していた。

 

しかし、「やっぱりサブちゃんを紅白で見たい!」という、
ファンからの期待の声を受け、
番組から出演依頼をしたところ、
特別に出演することとなった経緯だ。

 

「まつり」は昭和から平成にかけて、
北島さんが紅白で6回歌唱している代表作。

 

さらに、北島さんの弟子、北山たけしさん(44)と大江裕さん(29)も、
「日本の演歌を盛り上げたい」という意思を受け継ぎ、
特別ユニット「北島兄弟」として、特別企画に参加するという。

 

「北島兄弟」の曲目は、北島さんの二男で、
今年亡くなった大地土子(だいち・とこ)さんが作詞・作曲した遺作、
今秋、演歌チャートで1位を獲得した「ブラザー」を披露する。

 

平成最後の紅白決定「恩返しと新しい時代への希望を胸に!」

 

北島が寄せたコメントは以下の通り。

 

日本が誇る歌の祭典である『NHK 紅白歌合戦』では、
お陰様にて、昭和の時代から平成へと長きに渡り、
お世話になり感謝しております。

 

さて、この一年は振り返ると災害の多い年でした。
被災者の皆様には、謹んでお見舞いを申し上げ、
一日も早く復興されることを願っております。

 

一本の線を引いた私ではございますが、
平成の最後となる今年の紅白に恩返しと、
新しい時代への希望を胸に、
この度の特別企画を、引き受けさせていただきました。

 

大晦日には「北山たけし」「大江裕」とともに、
心ある歌を、頑張ります。

 

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

北島 三郎

 

 

北島三郎 略歴

 

北島 三郎 きたじま さぶろう)1936年(昭和11年)10月4日生まれ。
演歌歌手・俳優・作詞家・作曲家・馬主。

 

『函館の女』に始まる「女」シリーズ、
『兄弟仁義』などの「任侠」シリーズなど、
数多くのヒット曲がある。

 

サブちゃんという愛称で呼ばれている。

 

また、原 譲二(はら じょうじ)のペンネームでも、
知られている。

 

自身の楽曲の作詞・作曲ばかりではなく、
自身の舞台のシナリオ・演出や、
北島ファミリー(後述)はじめ、
他の演歌歌手への楽曲提供等、
マルチな活動を精力的に行っている。

 

作曲家・船村徹門下出身で、
門下生で作る、「船村徹同門会」(会長・鳥羽一郎)では、
名誉相談役を務めている。

 

『NHK紅白歌合戦』に対し、
対戦および、男女対抗戦を撤廃するべきとの考えを持っていて、
実際、NHKにこの旨を伝えた事もあるという。

 

その理由は、「男女混成グループの出場増加」
また、「2010年代に入ってからの紅白が、
紅白両軍で、出場者数が異なる事が多い事」を挙げている。

 

2013年の『第64回NHK紅白歌合戦』のステージ上で、
AKB48からの卒業を発表した大島優子について、
あれにしても、『昔なら、私事を紅白で発表することは考えられなかった。
可笑しいといえば可笑しい。
でも、それも時代という事なんだ』と語っている。

 

50回に及ぶ紅白出場歴の中で、
1番許せなかった共演歌手は、
2006年の『第57回NHK紅白歌合戦』でのDJ OZMAであるそうだ。

 

また、『紅白で踊りを踊らされたりさ。
あれから俺、段々(紅白が)嫌いになってきた』と述べている。

 

NHK紅白歌合戦出場歴

 

1963年に、第14回NHK紅白歌合戦に初出場して以来、
連続出場を続けていたが、
第37回(1986年)は、暴力団との交際が明らかになったため、
直前に降板、連続出場回数は、23回で止まる。

 

翌年2年ぶりに復帰し、連続出場を続ける。

 

当初は、芸道50周年にあわせて第62回(2011年、48度目)限りで、
紅白を、勇退する予定であったが、
同回の紅白は、東日本大震災関連の演出などが、優先されたため、
公表はせずに出演した。

 

第64回(2013年)で、史上初の出場50回を達成したのを機に、勇退した。

 

通算トリ回数13回は、美空ひばり・五木ひろしに並び歴代1位。

 

通算大トリ回数11回は、美空ひばりに並び歴代1位。

 

またトリ前も13回担当しており、
トリと合計26回は史上最多。

 

出場年齢は、勇退時で77歳となり、
藤山一郎の78歳に次ぐ記録となった。
(その後、美輪明宏が80歳での出演を達成)

 

 

北島ファミリー

 

●山本譲二

2007年、元日付で、北島音楽事務所から独立しているが、
暖簾分けの形であり、北島ファミリーの一員であり続けている。

 

●原田悠里

 

●小金沢昇司

2014年、節分明けをもって、北島音楽事務所から、
「暖簾分け」の形で独立することが発表された。

 

●和田青児

2012年、元日付で、北島音楽事務所から独立。
「暖簾分け」の形で、ファミリーの一角である。

 

●山口ひろみ

 

●北山たけし(北島の娘婿)

 

●大江裕

 

長井みつる

28年にわたり、北島の付き人を務め、
2012年8月22日に、北島の詞曲による『影』でデビューした。

 

また、かつて北島音楽事務所には、
大橋純子・もんたよしのり・松原のぶえ・やや・里見☆しのぶ・
岸本ゆきえ・チャダらが在籍していた。

 

 

家族等

 

次男の大野誠は、
ロックバンド『1st BLOOD』のボーカル“MAKOTO”として、
1988年にデビュー。

 

シングル「American Dream」は、
北島の「年輪」と、
オリコンシングルチャートに、同時チャートインし、
オリコン史上初の、「親子同時チャートイン」を記録している。

 

当時、“MAKOTO”の芸名で活躍していた北野誠がいたが、
北島側が、北野に“MAKOTO”名義を譲って貰えるよう申し入れをし、
北野は芸名を本名に改名した。

 

『1st BLOOD』は、2枚のアルバムを発売後、解散。
誠はその後、大地 土子(だいち とこ)のペンネームで、
北島の曲の作詞・作曲を手がけている。
北島音楽出版の役員も務めていた。

 

2018年3月3日、死去しているところを発見された。
心不全とみられる。

 

三女は女優・声優・歌手の水町レイコ。

 

愛弟子の一人である、北島ファミリーの一員、北山たけしと、
次女が結婚したため、北山は義理の息子となった。

 

演歌歌手の松前ひろ子とは、従妹にあたる。

 

演歌歌手の三山ひろしは、松前の娘婿(松前の次女の夫)。

 

馬主として

 

第76回菊花賞表彰式にて(2015年10月25日、京都競馬場)、
デビュー当時に所属した、新栄プロダクションの創業者で、
ウエスタンダッシュ(京成杯、日刊スポーツ賞金杯などJRA25戦5勝)等を所有し、
北海道に北西牧場(ウエスタンファーム)を創設する等、
オーナーブリーダーとして活躍していた西川幸男や、
先輩歌手で、馬主でもあった春日八郎に勧められ、
馬主活動を始める。

 

菊花賞の第76回を制したのは、北島三郎の持ち馬であるキタサンブラックで、
「まつり」も熱唱された (2015年10月29日)。

 

日本の競馬界では、1963年(昭和38年)以来、
「キタサン」の冠号で、多くの競走馬を所有する馬主としても知られる。
(登録上の名義は法人である「有限会社大野商事」)

 

現在の中央競馬における勝負服のデザイン(黒、茶三本輪)は、
母校、函館西高校ラグビー部のジャージを、
模したものである。
(自身もラグビー部に属していた)

 

日本中央競馬会(JRA)の、マナー啓発のPRに起用されたこともあり、
2009年5月には、東京競馬場で行われた、
第76回東京優駿の発走前に、場内で国歌を独唱している。

 

2015年(平成27年)10月25日、第76回菊花賞にて、
キタサンブラック(栗東-清水久詞厩舎・鞍上は北村宏司)が優勝し、
北島に、初めてGI競走勝利の栄誉をもたらした。

 

この時、京都競馬場で、勝利した際の公約である、
自ら持ち歌「まつり」の替え歌をアカペラで歌唱した。

 

2016年5月1日の第153回天皇賞(春・京都競馬場)や、
第36回ジャパンカップで、キタサンブラックが勝利した(鞍上は武豊)時も、
東京競馬場で「まつり」を披露している。

 

2017年12月24日の有馬記念にて、
引退レースとなる、キタサンブラックが優勝。

 

全レース終了後の、引退セレモニーにおいて、
愛馬を讃える新曲「ありがとう キタサンブラック」が、
北島本人の歌唱にて、初披露された。
同曲は引退セレモニー開始と同時に配信限定でリリースされている。

 

地方競馬でも、楠賞全日本アラブ優駿を制した、
トライバルセンプーとキタサンオーカン等を所有。
(トライバルセンプーは夫人名義だが、北島が実質的なオーナーである)

 

川崎競馬場には、北島が寄贈した馬の実物大模型、
「キタサンカワサキ」が展示されている。

 

 

年度/放送回 回 曲目 出演順 対戦相手 備考

 

1963年(昭和38年)/第14回 初 ギター仁義 03/25 松山恵子

1964年(昭和39年)/第15回 2 ソーラン仁義 01/25 朝丘雪路 トップバッター

1965年(昭和40年)/第16回 3 帰ろかな 24/25 こまどり姉妹 トリ前 (1)

1966年(昭和41年)/第17回 4 函館の女 07/25 畠山みどり

1967年(昭和42年)/第18回 5 博多の女 21/23 都はるみ

1968年(昭和43年)/第19回 6 薩摩の女 13/23 江利チエミ

1969年(昭和44年)/第20回 7 加賀の女 22/23 都はるみ (2) トリ前 (2)

1970年(昭和45年)/第21回 8 誠 23/24 青江三奈 トリ前 (3)

1971年(昭和46年)/第22回 9 北海太鼓 10/25 島倉千代子

1972年(昭和47年)/第23回 10 冬の宿 23/23 美空ひばり トリ (1)

1973年(昭和48年)/第24回 11 帰ろかな(2回目) 22/22 島倉千代子 (2) 大トリ (2)

1974年(昭和49年)/第25回 12 寒流 14/25 水前寺清子

1975年(昭和50年)/第26回 13 残雪 22/24 都はるみ (3)

1976年(昭和51年)/第27回 14 歩 22/24 青江三奈 (2)

1977年(昭和52年)/第28回 15 終着駅は始発駅 14/24 水前寺清子 (2)

1978年(昭和53年)/第29回 16 与作 19/24 小柳ルミ子

1979年(昭和54年)/第30回 17 与作(2回目) 22/23 都はるみ (4) トリ前 (4)

1980年(昭和55年)/第31回 18 風雪ながれ旅 18/23 都はるみ (5)

1981年(昭和56年)/第32回 19 風雪ながれ旅(2回目) 22/22 森昌子 大トリ (3)

1982年(昭和57年)/第33回 20 なみだ船 20/22 小林幸子

1983年(昭和58年)/第34回 21 漁歌 17/21 八代亜紀

1984年(昭和59年)/第35回 22 まつり 18/20 八代亜紀 (2)

1985年(昭和60年)/第36回 23 十九のまつり 17/20 八代亜紀 (3) 翌年は降板。

1987年(昭和62年)/第38回 24 川 18/20 石川さゆり 2年ぶり復帰。

1988年(昭和63年)/第39回 25 年輪 21/21 小林幸子 (2) 大トリ (4)

1989年(平成元年)/第40回 26 夜汽車 20/20 石川さゆり (2) トリ (5)

1990年(平成2年) /第41回 27 山 27/29 和田アキ子

1991年(平成3年) /第42回 28 北の大地 27/28 石川さゆり (3) トリ前 (5)

1992年(平成4年) /第43回 29 帰ろかな(3回目) 28/28 由紀さおり 大トリ (6)

1993年(平成5年) /第44回  30 まつり(2回目) 26/26 石川さゆり (4) 大トリ (7)

1994年(平成6年) /第45回 31 年輪(2回目) 24/25 石川さゆり (5) トリ前 (6)

1995年(平成7年) /第46回 32 谷 23/25 石川さゆり (6)

1996年(平成8年) /第47回 33 風雪ながれ旅(3回目) 25/25 坂本冬美 大トリ (8)

1997年(平成9年) /第48回 34 竹 24/25 和田アキ子 (2) トリ前 (7)

1998年(平成10年)/第49回 35 根っこ 24/25 安室奈美恵 トリ前 (8)

1999年(平成11年)/第50回 36 まつり(3回目) 27/27 和田アキ子 (3) 大トリ (9)

2000年(平成12年)/第51回 37 帰ろかな(4回目) 27/28 和田アキ子 (4) トリ前 (9)

2001年(平成13年)/第52回 38 山(2回目) 27/27 和田アキ子 (5) 大トリ (10)

2002年(平成14年)/第53回 39 帰ろかな(5回目) 26/27 天童よしみ トリ前 (10)

2003年(平成15年)/第54回 40 風雪ながれ旅(4回目) 28/30 石川さゆり (7)

2004年(平成16年)/第55回 41 峠 25/28 坂本冬美 (2)

2005年(平成17年)/第56回 42 風雪ながれ旅(5回目) 28/29 中島美嘉 トリ前 (11)

2006年(平成18年)/第57回 43 まつり(4回目) 27/27 川中美幸 大トリ (11)

2007年(平成19年)/第58回 44 帰ろかな(6回目) 22/27 天童よしみ (2)

2008年(平成20年)/第59回 45 北の漁場 22/26 一青窈

2009年(平成21年)/第60回 46 まつり(5回目) 25/25 DREAMS COME TRUE 大トリ (12)

2010年(平成22年)/第61回 47 風雪ながれ旅(6回目) 20/22 石川さゆり(8)

2011年(平成23年)/第62回 48 帰ろかな(7回目) 24/25 天童よしみ (3) トリ前 (12)

2012年(平成24年)/第63回 49 風雪ながれ旅(7回目) 24/25 石川さゆり(9) トリ前(13)

2013年(平成25年)/第64回 50 まつり(6回目) 25/25(対戦相手なし)"究極の大トリ"として、対戦枠外での披露。大トリ (13)

注意点

対戦相手の歌手名のカッコ内の数字は、その歌手との対戦回数。

備考のトリ等の次にあるカッコは、トリ等を務めた回数を表す。

曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。

出演順は「出演順/出場者数」で表す。

 

 

平成最後の紅白歌合戦への出演が、ひとつの歴史に、
大輪の華を添えることだろう。

 

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